2016年11月18日金曜日

時代が人の多様性を求めている

ここ半年ほどで、同じような話を聞く。


社員に対する経営者意識の習得である

今まで、幹部や、幹部候補には若干の研修などがあったのだろうが、全社的教育を薦めている会社が幾つか出てきているようだ。

先般お邪魔した、某大手商社も常務がそのような話をされ、そのやり方に対して幾つか質問された。

その背景は、社員の質を上げなければ生き残れない。社員が経営意識を持つと持たないでは、結果は大きく違う。ただものすごく難しいと……

9月に訪問した新潟でも、県庁職員が、行き詰まっ状況を打破するために、民間企業との意見交換会を実施

内容は意見交換会と言うより、経営意識の習得の方が大きかったのではないかと思う内容。それは継続して開催されているようだ。


とある行政でも、民間企業経営を知る必要性があると、行政マンに簿記の研修をしているところもある。

派生して、簿記試験の受験まで促してるようだ(笑)


このように、与えられたことにたいする結果を出すのも、よりよい結果を出すためには、自分の畑だけを見ていては駄目で、外を知ればもっと違った答えが出る。そんな資質が、若い段階から求められる時代に入ったという現れであろう。


いずれにしても、向上心がこの自分の生き方を左右する時代に入ったことは言うまでも無い。


レベルのある人間の格差是正はあっても、レベルのないものは格差是正の対象にもならない時代はもう目の前に迫っている。

それは公務員にも言えることだろう。


権利の主張と上位批判をする前に、自分の立っているところは何処なのか客観的に考え、どうすればレベルアップできるのか考えないとあっという間に自分の人生は終わってしまう時代になった。


社会環境が悪いのではない

取り囲む人が悪いのではない


すべて、その状況を作っている自分が悪いのだ 


それに例外はない


人に頼るな、自分で切り開け


生きる道はそれしかない






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