2016年4月30日土曜日

精神的頂点から衰退へ

人間は今、満足、安定を求めて生活をしている。

その為に、いろんな機器の開発など物理的発明を次から次へと行っている。

そしてそれは、明らかに自分たちの生活を助けるものとなっている。

が、果たして、本当に心の満足は得られているだろうか?

昔に比べ、物理的発明によって、格段に生活は変わってきているのに昔に比べ不平不満は増える一方だ。

最初はいたちごっこかと考えていたが、最近どうもそうではないと思うようになってきた。

私たちは超えてはいけないよう域超えたのではないか?

生き物とは常に成長を求め、決して満足をするものではない。

人間以外の生き物を見たとき、満足とは結局衰退、絶滅の一途をたどるのが常である。

我々人間は理性を持ち合わせていながら、反面、右肩上がり曲線で欲望はどんどん増えていく。

だからこそ、自分さえ満足すればいいというような自己中心的人間が激増した。

そこに生まれるのは争いである。

争いとは戦争だけを言うのではない。

もっと醜い陰湿な争いが世の中に溢れている

精神的欲望を追求するがあまり、本来人間が持っている理性を超えてしまったのが今の現状ではないか?

そしてそれが当たり前になったとき、もう人間は元に戻ることができなくなり、他の種族と同じように衰退から絶滅を引き起こすパンドラの箱を開けてしまっているように思えてならない。








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