2015年8月3日月曜日

善と悪

今朝の朝礼で、善悪について質問が来た。

その経緯はここでは書かないが、少しでも善いことをしましょうという投げかけに、善いこととはどういうことなのか?という質問は飛んだ。

人間は、善いことをしようとすると、少しでもより善いことをしようと考え、それが効果的なのかどうか考え、挙げ句の果てに悩んでしまい実行に移せない人が多い。

さて皆さん、善いこと「善」とは?の問に明確に答えることが出来ますか?


僕は、こう答えました。

そもそも、善という言葉は世の中には無かった。

何故なら今、善いと思われている行動は総て人間として当たり前の行動だったからである。

それはどういう基準からくるのか?

それは人間としての道徳に準じるものです。

ところが、その道徳から外れた行動をする輩が出てきた。

それは悪である。

道徳の枠の中は当たり前、そこからはみ出したのが悪である。

故に悪という言葉が先に生まれた。

そして悪に対する反意語として善ができたんだ。

だから善とは、道徳に準じるのも総てですよ。

だから、ふと気がついたこと、自分ためににではなく他人のためになるような些細なこと何でも善と捉えて良いんですよ。

だから悩むことではないですよ。


善=些細なことも含めて人としての当たり前の行動

悪=些細なことも含めて人として逸脱した行動

あくまでも私見です。