すべてにおいて素晴らしいカンファレンスであった。
建設業の存在意義。地域において目指さなければならないもの。
いろんな意味で、自分が経営理念に掲げ目指してきたものが明確に間違っていなかったことを確信できる時間であった。
建設業の存在意義。地域において目指さなければならないもの。
いろんな意味で、自分が経営理念に掲げ目指してきたものが明確に間違っていなかったことを確信できる時間であった。
そんな中で、一つの発表か自分に衝撃を与えた。
高知県磯部組 宮内保人氏が、発表された内容である。
建設業における3Dの活用についてである。
今建設業は、大手を中心に、BIMやCIMといったような、3Dを活用した施工が次の時代の施工技術に進もうとしている。
BIMやCIMの詳しい説明は、Googleさんに聴いてみてほしい。
我々も、いち早く取り組もうと躍起になっているところだ。
3D技術を施工に使う・・・・・・先ずはソフトの導入・・・そしてそのソフトを使いこなす・・・・・・・コレが普通の手順である。
そしてそのハードルが高いために踏み込むことが出来ない。
しかし、今回の発表は、3Dとはなんぞや?
モノの本質は何処にあるのか?
それをしっかりと解った上でその機能を取り入れているのか?ということを明確に教えてくれた。
人間はどうしても、機能や性能に目が向いてしまう。
自分にとってどうかというところに着目しすぎているからである。
いらぬ観念がそれを覆い包み、機能や性能、そこからくる結果が自分にとってどうかとしか見えていない。
それは決して間違いではないのだが、常に相手目線に立つことを主眼に置いて仕事する立場になれば、3Dのような先端技術はもっと大きな可能性を引き出せる。
謳われている機能は性能だけでは無く、モノの本質が解れば、その使い道は無限に広がるし、その導入にも明確な違った目的も見えてくる。
我々地位建設業において、素人である住民が顧客である以上、あらゆる技術を使いわかりやすく理解を得ることこそ必要なことである。
理解に苦しむ人に絵を描いて説明をする。そうすれば理解しやすくなる。
今までもやってきたことである。
そもそも3Dの原点はそこに集約される。
それが、パソコンに替わっただけなのだ。
BIMやCIMはその延長線上にあるモノである。
自分たちが得る機能や性能は二の次で、当たり前に付いてくる副産物と考えても過言ではない
ありがとう。大親分 これぞ原点回帰ですね