経験ってなんなのか?
辞書を引くことは皆さんにお任せをしよう。
ここでは、漫画家のかわぐちかいじ氏か作品の中で書かれているフレーズを紹介する。
「経験は人間が成長する糧である」
がしかし、
その経験が自分にマイナスだったからと言って、
「人間は、一度経験すると、経験してない自分に戻ることは決してない」
経験は人間の成長にとって、絶対必要なものだがよほどの覚悟がない限り経験はできない。という表裏一体的なことを書いている。
ぼくは、経験という説明は、これが全てであると思っている。
経験の結果、自分にとって良くない答えが出たとしよう。
その時人間は、あー何故あんなことをしてしまったのかと反省をする。
そして多くの人たちは、その経験から、同じ過ちは繰り返さないことを誓う。
これが失敗の経験から導き出される、多くの人が正しいと感じている答えなのだ。
本当にそう思いますか?
確かに、何度も同じ失敗を繰り返してはダメだろう。
しかしその経験談から導き出される答えがこれでいいのだろうか?
そして失敗しない自分を成長したと感じる人たちが多い。
特に、引退組も含め、ベテランの領域に入った社会人に格段に多い。
もういい歳なんだから、失敗なんて出来るか!ということなんだろうか?
僕は決してそうは思わない。新しい経験を求めている人とそうでない人は、生き生き感がまるで違う。
死ぬ直前まで、人生最高を続けるためには、実は未体験ゾーンへの挑戦でしかないと僕は思う。
かわぐちかいじ氏のフレーズに戻るが、経験は、人間の成長の糧であるが、経験するためには覚悟と努力が必要であるといことだ。
今の社会は、この覚悟と努力を認める社会になっているのだろうか?
自分の子供に、経験を阻害する発言や行動をとってはいませんか?
この子は、まだ責任も覚悟もわかっていないから、やってはダメなんです。と、いう親がいる。
じゃぁ、あなたが責任と覚悟を持ってあげればいいじゃないですか!
そして盾になって、行動をさせ、経験から良し悪しを学ばせればいいと思う。
あなたにとって、子供が責任や覚悟がわかるときっていつですか?
あっ、これ放任主義じゃないですよ。
放任主義は、常識的にやってはいけないことまでやらせちゃって、親は責任取りませんから!
勘違いしないでくださいね。