2013年6月14日金曜日

感情のコントロール

感情には、喜怒哀楽に代表されるように常々人間が生きていく上においてつきまとう心の表れである。

ある意味、人間として生きているという実感を得ることが出来る事柄の一つであろう。

ただ人間社会を生きていく上で、この感情をあからさまに出すことは人間関係を構築する上に置いてよしとされるものではない。

出せるときにはどんどん出せば良いが、TPOに合わせ、そうでないときが多々ある。


人間はそんなとき感情をコントロールする。


実はこのコントロールには2種類ある。

よく使われるのは、高ぶってしまっている感情を抑え込むと言うことである。

これでよく見るおもしろい光景がある。

電車の中等で、子供が大声を上げて泣いている。

内容は解らないが、子供が何らかの理由で泣くという行為で感情を出しているのだ。

ただ、電車の中という状況を考えると親としてはそれを押さえさせなければならない。

必死であやす親が多い。

これは普通によく見る光景だ。

あやすという行為によって感情を抑えさせようとしている。

至って当たり前の光景である。

だがたまに、こんな光景を見る。

同じ状況で、親が大声で子供をしかりつけて黙らそうとしている状況である。

感情のコントロールが出来ない子供に感情をコントロールすることなくあらわにして叱りつけているいる親がいる。

どっちがどうやねん、といいたくなる笑える光景である。


それはさておき、感情の高ぶりを押さえるコントロールの他にもう一つのコントロールがある。

それはその逆の行為、平心状態からワザと高ぶらせるというコントロールだ。

皆さんも何回かは経験あるだろう。

高ぶってる感情を押さえることもエネルギーのいることだが、その逆は実はもっとエネルギーがいる。

一時的に高ぶらせることはそんなに難しくないが、それを持続させるというところに非常な難しさがある。

それこそ感情のコントロールだ。

コツなんて無いのかも知れない。

またそこまでする必要があるのかという声も聞こえてきそうだが、でもなりきれば楽しいもんなんですよね!!

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