2013年4月26日金曜日

心の安心基準と国際基準の違い

これ、何のことが言いたいか解りますか?

3.11東日本大震災の時、福島第一原子力発電所で起こった事故を発端にして、国が国内の放射能の安全基準を引き上げたことを言っている。

逢えてここではその数値は出さないし、その具体的数値のお話をしたいわけではない

事故が起こる前までも、日本は独自の安全基準値を持っていた。

しかし、実際、事故が起こり風評被害が深刻になってきたとき、それを緩和するためなのかどうか知らないが、放射能安全基準値をより厳しく引き上げたのである。

そのニュースを聞いたとき,ものすごく不思議に感じた。

何の意味があるのか?何お役に立つのか?

少し考えただけで全く何の意味が無いことなど明白である。

もし当初の数字に対する根拠の甘さがあったのならば、その影響は多くの人の人体に出てきてたはずである。

そんなことは実際に起こっていない。


基準を引き上げることによって、何が起こったのか?

実はプラスに転じたものなど何もないのだ。

自分から情報を取って判断をしようとしない愚人たちの心の安心感を与えただけで、すべてはマイナスでしかない。

そんな愚人たちもほんの少し考えればすぐに解るはずなのにそれで安全基準を引き上げてもらい良かったと思っている。

本当に情けない。


では何にマイナスが生じたか?

これは計り知れないぐらいの損失が発生してる。

発災前の基準値であれば出荷できていた商品が、出荷できなくなってしまったのである。

発災前、僕たちが平気で口にしていたものがすべて捨てられるという訳のわからないことが起こってしまったのだ。

被災地の経済復興に大きな影を落としてしまった。

なぜ国はそこまでしなければならなかったのか?

本当に未だに不思議でしようが無い。

心の安心をもらった愚人たちは、国際基準と発災前の日本の基準 そして今の基準が何を意味するのか全くもって解っていないとしか言いようがない。


国際基準で世界で問題が起こっているのか?

放射能だけではなくその他の基準値でも一切の問題が起こっているとは聞いたことがないし、問題が起こるような数値を各国がほっておくこともあるはずが無い。

早い段階での今の基準を見直し、国際基準と同レベルまで引き下げることを切に願う。

被災者以外の心の安心を満足させるために被災者自らが犠牲になっている最たる例だ。

基準値とは世界中で一つでよいはずだ。そしてそれは世界中の人達の心の安心を生むものである。

それ以外の数字は、全く無意味であるし、国民はそのことをしっかりと理解するべきだ。

そんな馬鹿な数字を今の日本は持っている・・・

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