海のと空の青色
いつまでもいつまでも、誰もが手にできない青色である。
そんな言い方をすればいろんな色がるかもしれない。
朝焼け、夕焼け、真夜中の漆黒、月の白から茶褐色なんかもその一つだろう。
しかし、空と海の青だけは、いつでも目に入れることができる。曇りの日は無理ですけどね。
しかしこれらの色は、写真に写し取ることは出来ても、それをそのまま手に入れることは出来ない。
特に、海の青は触れることは出来るがすくい取ってしまうと無色になってしまう。
そう考えると何とも想像を豊かにする。
先人の画家たちは、手に入れることの出来ないものを、手に入れるために大金をはたき理想の色を追い求めたという。
今の社会、物があふれ、欲しいものが手に入る時代において、逆に人間の発想を枯渇にしているのかも知れない。
いい意味での欲望を追い求めたいものだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿