2012年12月14日金曜日

青春とは

とある、お会いしたこともない会社の会長さんがプレゼントしてくださいました。




「青春とは」  原作誌 サムエル・ウルマン 自由訳 新井 満 



青春とは、真の 青春とは

若き 肉体のなかに あるのではなく

若き 精神のなかにこそ ある

薔薇色の頬 真赤な唇 しなやかな身体

そういうものは たいした問題ではない

問題にすべきは強い意思

ゆたかな想像力 もえあがる情熱

そういうものが あるか ないか

こんこんと湧きでる 泉のように

あなたの精神は

今日も新鮮だろうか

いきいきしているだろうか

臆病な精神のなかに

青春は ない

大いなる愛のためにか発揮される

勇気と冒険心のなかにこそ

青春はある


臆病な二十歳がいる 既にして 老人

勇気ある六十歳がいる

青春まっただなか

歳を重ねただけで 人は老いない

夢を失ったとき 初めて老いる

歳月は 人にしわを刻むが

情熱を失ったとき 精神は

しわだらけになる

苦悩 恐怖 自己嫌悪

それらは 精神をしぼませ

ゴミくずに変えてしまう

誰にとっても大切なもの

それは 感動する心

次は何が起こるのだろうと

目を輝かせる 子供のような好奇心

胸をときめかせ未知の人生に

挑戦する喜び


さぁ目をとじて

思い浮かべてみよう

あなたの心のなかにある

無線基地

青空高くそびえ立つ たくさんの

光輝くアンテナ

アンテナは受信するだろう

偉大な人々からのメッセージ

崇高な自然からのメッセージ

世界がどんなに美しく

驚きにみちているか

生きることが

どんなに素晴らしいか

勇気と希望 ほほえみを忘れず

いのちのメッセージを

受信しつづけるかぎり

あなたはいつまでも 青年



だが もしあなたが

心のアンテナが 倒れ

雪のように冷たい皮肉と

氷のように頑固な失望に

おおわれるならば

たとえ二十歳であっても

あなたは立派な

老人

あなたの心のアンテナが

今日も青空高くそびえ立ち

いのちのメッセージを

受信し続けるかぎり

たとえ八十歳であっやとしても

あなたはつねに 青春

青春とは 真の 青春とは

若き 肉体の中にあるのではなく

若き 精神のなかにこそ ある




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