2012年10月4日木曜日

挨拶の意味と社員教育の意味

業種によって挨拶のあり方って色々ありますよね。

来客時、必ず、全員が立ち上がって笑顔で「いらっしゃいませ」と行ってくれる会社
受付担当者だけが挨拶する会社
お客様を送り出し、見えなくなるまで頭を下げている人
飲食店で、カウンターの中から、客が出て行った後も20秒ぐらい頭を下げている人

上記は、客、に対して書いてみたが、身内、従業員同士でもスタイルはマチマチである。

考えてみれば、挨拶のスタイルは総てその会社や個人の考え方を表しているのかもしれない。
この業種だから、こうだ! こうするべきだと言う決まりはない。

客を含めた人間とどう向き合うか、その第一歩が挨拶である。声の大小やスタイルも大事であるが、気持ちをどのように表現するかが重要だ。しかし、気持ちを表現するというのはたいていの人間はできにくいものである。が故に、各社、挨拶のスタイルを決めているのかもしれない。となると、挨拶が気持ちのこもらないマンネリのルーチンになりかねない。やはり難しいですよね。

先般、運送会社、飲食業、エステ、デザイナーの社長達とご一緒する機会を得た。
それぞれ、総ての会社を訪問させてもらったが、お客様との接し方は異なれど、思いは一つなんだと言うことを実感した。
話題に出たのは、従業員は商品であるということ。当然総ての産業に当てはまる話ではありませんが、その意識を従業員が持っている会社はやはり強い。
建設産業においても、僕は同じ意識を持っている。建設させて頂いた建物や構造物が商品ではなく、それを作ることができる高い技術を持った社員が商品なんだ。それを、今までもこれからも自負していくつもりであるし、そのための知識、意識の向上にも努めてきた。でもまだまだやることはある。それも身近な所に・・・・

挨拶もその一つ。前述したように、挨拶を紐解いてみると、非常に奥深いもの。
挨拶本来の意味をわかって、できるようになるまでは相当の意識改革が必要でだろう。
挨拶は個人の気持ちの表れと自主性に任せるのではなく、社員教育の一環として捕まえてみると、各企業を訪問した際の挨拶のされ方というのは非常に勉強になる。

灯台元暗しに陥ってはいけない。
挨拶を通して与える弊社のスタイルと従業員の意識高揚についてフランクに考えてみよう。






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