2012年9月12日水曜日

経営理念と言う言葉の意味

理念。良く耳にする言葉である。
経営理念、憲法の理念 etc 理念を使った言葉も多くあります。

理念という言葉をちゃんと説明できますか?

中々難しいですよね。

分解してみると

理・・・ すじ ことわり 決め
念・・・ 心中深く思う

と言うことです。

以上のことから理念とは「深く思う 筋 決めごと」

と言うことになります。


会社経営にとって、経営理念はなくてはならないもの・・・・と僕は感じていた。
しかし、とあるデータを視てみみると、経営理念を持ってない会社が多いこと多いこと

経営理念がある会社が53% 
無い会社が43% 
その他(無回答を含む)3%

と言う恐ろしい数字が浮かび上がったそうだ。

小零細企業に関しては、理念なんか無くても会社運営はできるんだときっぱり言い切る経営者もいたという・・・・・ほんまかいな?

先ほど、理念については説明をした。

では経営理念とは何なのか?

先ほど同じように分解して考えてみよう

経営 事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し事業を管理・     遂行すること。また、そのための組織体

と書かれている。

合わせてみると
経営理念とは「事業管理上深く思う筋、決めごと」と言うことになる。

これは、わかりやすく言い換えると、
事業遂行における基本的価値観と目的意識と言われており
カンタンに言うと、われわれは何のためにこの会社に集まっているのか?を表したものである。

先ほどの同じデータで次ぎのようなものがある。
経営理念の作成時期はいつですか?
創業時 40%
5年以内 19%
10年以内 12%
10年以上 29%
というのである。

先ほどのデータと合わせてみてみれば、経営理念があると無いが半分ずつ。尚且つあると答えた企業のうちの60%が5年以内と答えているのだから、無い会社が目立って当たり前である。

じゃぁ無くて良いのか?

経営理念とは、事業遂行における基本的価値観と目的意識であり、これがなければ、


社員が何のためにここで働いているのかがわからない(存在意義の喪失)
この会社がどうなっていくのかがわからない(将来性、夢の喪失)
何を判断の基準としていいのかがわからない(判断基準の喪失)
ということが必ず起こる
 
そして、経営理念がなければ社員の目的(ベクトル)がそれぞれの方向を向いてしまい、コミュニケーションが滞り社内に不調和や不正がおき、それが顧客に伝わり業績が低迷してしまう。
と言うくらい、経営理念というのは大切なものである。

理念の中には
自利利他、積善、陰徳、孝行、祖先崇拝
正直、勤勉、努力、本業特化、質素倹約、忍耐
などの儒教に根ざした倫理規範と経済規範があるらしい
 
中小企業が経営理念を作る場合はまず
1.大義名分、つまり何のために仕事をするのか?
  
2.これからどうしたいのかという将来の夢を語り
3.毎日の行動をする際に、何を基準にして判断したらいいのか
4.具体的にどうしたらいいのか?という毎日の行動指針を理念として示してゆく
 

理念は外にあるものではなく社長の心の中にあるものです。

経営理念は社長が作らなければ誰も作れルものではないのです。


以上のような事も含め、先述したように、理念は創業当時でないと作れないものではなく、時代に即した形で作成をして良いものだと感じている。大切なのはいつ作るかではなく、それをかに従業員全員と共有できているかだと思う。今からでも遅くはない。経営理念を作ってみよう出なはいか!

今日、経営理念の見直しをしていたとき、とあるホームページか等の内容を借用し、自分が理解するためにブログとしてみた。




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