2012年4月19日木曜日

諦めと向上心

強く生きよと母の声

死ねと教えし父の顔

走る時代の歯車ならば

人にかくれて生きるもよし

これは、とある芸能人?(世界的映画監督と言えば誰か解るでしょ!)が昔、バイク事故を起こして、テレビに復帰する前に東京のとあるバーの壁に殴り書きをした詩です。私も良く覚えてますが、そのときはテレビで散々こき下ろされてました。そのときの腐った自分をを表現したものなでしょう。彼の今を想像するとこの言葉は信じられないような感じがします。この詩からは、頑張って生きようとか、見返してやるというような意味は全く感じ取れません。全く後ろ向きでしかありません。ただ、ここまでの絶望感って皆さん自分で体験したことありますか?必ず人間て、落ち込んで人に大変だ大変だと表現しながらでも、どこかに相反する考えをちょっと隠し持っているもんです。でもこの詩からはそんなことをこれっぽっちも感じられません。書かれた字体も完全に投げやりなんです。このあと、この芸能人にどのような変化があったかは解りませんが、これを機に彼は爆発的変化を遂げます。逆に行き着くところまで行ったから彼の現状があるのかもしれません。先が見えない状況でも諦めてはいけない。もし今どん底と思うなら必ず上を向く。タダ上を向かせるのは、今までの自分がやってきた履歴でしかないのだが・・・ 

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